大分市の成人式を見て、色々と思った。
大手町公園にたむろする成人、文化会館前にたむろする成人。
なぜ、会場に入らないのか不思議に思ったけれど、最近の若者はこんな
もんなんだろうなと思っていたら、実は他の事情も有った。
それは、全員を収容できる能力がないそうだ。
たまたま、今日は風もなくそれほど気温も低くなく、外で立ってワイワイ
出来たから良かったけれど、これじゃあ、若者が可哀想だと思った。
成人式の目的って何だろう?
大人としての意識を持ってもらい、先の目標に向けてリスタートする
区切りのイベントではないのだろうか?それをできるだけ厳粛に行う
べきだと、僕は思います。
だから、出席数を予測して、その分の収容ができる会場を準備して、
出席して良かったと思える話を聞かせてやって欲しいと思った。
今日の大分市のやり方では、お互い写メや写真を撮って、久しぶりに
出逢った仲間と飲みにいく出逢いの場でしかないのも無理はない。
まして、天候が悪いと外というのはどうだろう・・・
それと、成人諸君を見て思ったのは、大学進学率が高い今、成人年齢を
引き下げるのではなく、むしろ成人は25歳に引き上げ、殆どの人が
就業している中で、一人前への門出としての区切りをつけてあげる
べきではないかと思った。
政策的に選挙権を与えたいなら、成人と選挙権を別の観点で議論し、
相応しい年齢を定めれば良いと思う。
成人式はイベントではなく、儀式で有るべきだと思う私は、もう年寄り
なのだろうか・・・
さて、最後に、いくら初めてだとか慣れていないだとか言うにしても、
もう少しセンス良い着こなしは出来ないものかと思った。
もちろんお洒落な成人は沢山いたけれど、あーあと思う人も沢山いた。