京都の君(遠い想い出編)

サムライ

2010年03月24日 16:19

幼なじみの綺麗な娘が、その後、京都に進学したことは聞いたような
聞かなかったような・・・
中学校、高校と違う学校に進学していたので、進路については、気に
留めていたような、それほど気に留めてはいなかったような・・・

さて、高専の4年生の時には、工場見学旅行に出かける。僕の時には、
大阪から京都、そして東京へ。京都では宿泊もした。僕は、その年の
夏に大津市内で住み込みのアルバイトをしたので、夜の外出時間には
大津のその店まで足を伸ばした。

夜遅くに宿に戻ると、友達から、女の子がお前を訪ねて来たぞと言わ
れたけれど、思い当たる節も無く、信じられなかった。
よくよく聞いてみると、二人で訪ねて来て、一人は、友達が文通(
懐かしい響き、若い人判りますか?)をしていた相手らしかった。
しかし、その文通相手の女の子のことを聞いても、自分との繋がりは
確認できなかった。けれど、二人が、どこの学校の誰と文通していて、
その人が旅行で京都に来るから逢いに行くという話になり、それじゃ
あ私も友達がいるから一緒に行く。ということになったらしい。
でも、僕には前もって情報が無かったので、前述のように出かけてし
まい、その日は、まぼろしの再開となるんだけれど、これが僕にとって
京都の君(遠い想い出編)との想い出のきっかけとなった。

つづく

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